専用のろ紙をフラップドア内部のロート内にセットします。
薬包紙上にサンプルを量ります。通常5g前後、最大10gまで取ることが可能です。(写真は5g)量り終わったら薬包紙でサンプルを丸めてフラスコ内に投入します。
4N塩酸溶液100mlが自動で注入されます。注入終了後すぐに煮沸を始め、強弱の煮沸を合計約1時間自動で行います。
約1時間の煮沸後、冷却時間を置いて蒸留水を加えながら安全に濾過を実行します。フラスコからろ紙へのサンプルの移動はサイフォンの原理を使っています。
サンプルがすべてろ紙に移動した後も繰り返し蒸留水でフラスコ、コンデンサー、ろ紙を洗浄します。蒸留水洗浄を10回以上繰り返すことで分析終了後、フラスコ、コンデンサー、蘆紙上に塩酸は全く残りません。
全てのサンプルがきれいにろ紙上に回収されました。ろ紙を装置から取り出し時計皿に載せて乾燥機で水分を飛ばした後、丸めて円筒ろ紙(33mm)に入れソックスレー抽出を行います。